おろそかにしてはいけない洗顔と保湿とは
スキンケアは、洗顔・保湿・ＵＶケアの３つがポイントと言われています。
洗顔は、メイクを落とすのに加え古くなった角質や皮脂を落とすのが目的です。
保湿成分は、本来カラダの中で生成される美容成分が減少していくのを補うために補給するのが目的です。
洗顔料は、洗浄力が強過ぎるとまだ必要な皮脂や角質まで落としてしまいます。
そうなると、保湿によって美容成分を肌に与えても蒸発しやすい状態にある肌への効果は半減してしまうでしょう。
従って、洗顔で潤う土台を作ること。
そして、美容成分がしっかり浸透して、出来るだけ蒸発して逃げていかないようにする事が大切です。
洗顔料選びのポイント
洗顔料は、アミノ酸洗浄成分をはじめとした天然由来のマイルドな洗浄成分がポイントです。
落とし過ぎないことがポイント。
皮脂や油分は、肌を保護するバリアの働きをします。
外部からの刺激から守り、内面にうるおいを閉じ込める役割を持っていますから、
脂性肌だったり、テカリが気になるからと言ってゴシゴシ洗ったり、洗浄力の強い特に安価な洗浄剤は肌のためにとって良くあります。
皮脂や油分は、人間の肌に欠かせないものですから、取り過ぎるとカラダは足りなくなった皮脂や油分を補おうとして、過剰に分泌するようになります。
過剰に分泌するような状態が続くと、肌は負けてかぶれたり炎症を起こしたりする場合もあります。また混合肌の方はこの洗い過ぎが原因で起こっている場合もあります。
洗顔後にカサカサしたり、ヒリヒリしたりするなら洗顔料が強過ぎるでしょう。
肌に良い洗顔料を使うと、洗った直後もシットリしています。
洗った直後もシットリ感を実感できるような洗顔料なら保持力も高まっているでしょうから、保湿剤も浸透していき蒸発しにくく長持ちするでしょう。
洗顔料は、優しいものでうるおいを実感できるものがおすすめです。
保湿剤選びのポイント
保湿といえばヒアルロン酸やコラーゲンなどのうるおい成分に、まずは目が行くと思います。
ただ、これらのうるおい成分を肌に蓄えて逃がさないようにする、保持力を高めるのは細胞間脂質と言われる肌表面のバリアの役割を果たす成分の補給も欠かせません。
浸透していく弾力成分であるコラーゲンやヒアルロン酸と、保持力を高めバリア機能を高める成分の補給。
この両輪でケアしていくことが効果的といえます。
肌表面の細胞と細胞の間に入り込んで、角質から潤いが蒸発していくのを防ぐ役割をする代表的な成分が「セラミド」です。
高級成分のセラミドを配合した保湿化粧品は、最近手頃な価格な物も増えてきました。
但し、合成セラミドでは肌への負担も大きく、効果の期待も薄いでしょう。
セラミド配合の化粧品を選ぶなら、「ヒト型セラミド」や「植物性セラミド」を選ぶようにしましょう。
ここまで読んで頂いて、抑えるべきポイントはもうお分かりですね。
肌に優しい洗顔料と、セラミド配合の保湿化粧品の２つがポイントです。
洗顔料はネット通販でも人気の肌に優しいもの。
そして保湿化粧品はオールインワン化粧品で十分です。セラミド配合のものであれば。
この２つのポイントを抑えたケアが、もっともシンプルで経済的で、なおかつ効率的と言えるでしょう。